Q&A
2024/08/02
建設業向けSaaSのオンボーディング期間を短縮したいです。

みなさん、こんにちは。建設業向けプロジェクト管理SaaSのCSチームで働いています。
オンボーディングの期間短縮に頭を悩ませていて、アドバイスをいただきたいです。現在、お客様が全機能を使いこなせるまでに平均2ヶ月かかっています。建設現場の特殊性もあり、現場チームへの展開や業務フローのカスタマイズに特に時間が必要になっています。

これを1ヶ月に短縮したいのですが、皆さんのアドバイスをいただけると助かります。建設業に限らず、他の業界向けバーティカルSaaSでの工夫も教えてください。

#オンボーディング
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千葉 貴史

さんの回答
2024/08/09
まずは現状分析と変数の特定が大事になりそうだと思いましたので、AIを活用して「オンボーディング完了までの期間を計算式」にしてみました。

これによって変数がある程度特定されましたので、どの変数に課題がありそうか(および改善余地がありそうか)を自チームに当てはめて考えてみると何かヒントが得られるかもしれません。

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SaaSのカスタマーサクセス(CS)オンボーディングにかかる時間を計算する、比較的シンプルな式を考えてみましょう。主要な変数を特定し、それらを改善することでオンボーディング期間を短縮できるようにします。

以下が提案する式です:

オンボーディング時間 = 基本セットアップ時間 + (機能数 × 平均機能習得時間) + (カスタマイズ項目数 × 平均カスタマイズ時間) + トレーニング時間

ここで、各変数は以下を表します:

1. 基本セットアップ時間: アカウント作成やシステム基本設定にかかる時間
2. 機能数: 顧客が使用する予定の主要機能の数
3. 平均機能習得時間: 1つの機能を習得するのにかかる平均時間
4. カスタマイズ項目数: 顧客固有の要件に合わせてカスタマイズする項目の数
5. 平均カスタマイズ時間: 1つのカスタマイズ項目に対応するのにかかる平均時間
6. トレーニング時間: 顧客チームに対して行うトレーニングにかかる総時間

この式を使用することで、以下のような改善点を特定できます:

1. 基本セットアップ時間の短縮: 自動化やセルフサービス機能の強化
2. 機能数の最適化: 本当に必要な機能に絞り込む
3. 平均機能習得時間の短縮: より直感的なUIやガイド機能の改善
4. カスタマイズ項目数の削減: 汎用性の高い機能の開発
5. 平均カスタマイズ時間の短縮: カスタマイズツールの改善や事前設定テンプレートの用意
6. トレーニング時間の最適化: オンラインビデオや自習教材の充実

この式を使って実際の数値を入れてみることで、どの要素がオンボーディング時間に大きな影響を与えているかを特定し、改善策を講じることができます。
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